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食文化からイギリスを知るための55章 (エリア・スタディーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2023/1/9

5つ星のうち5.0 6個の評価

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■内容紹介
イギリス料理は「まずい」と言われるが、イギリスにおける食品の歴史をたどり、逸話に満ちた食の文化史をめくっていくと、考えが変わるかもしれない。歴史と伝統を重んじる一方で、新たなものをおおらかに受け入れかつ生み出すイギリス像を食文化を通して見せる。

■目次情報
はじめに

Ⅰ 食卓の文化史
第1章 ローマ時代の食卓  地中海文化の洗礼を受けて
第2章 アングロ・サクソン時代の食卓  地産地消・自給自足の単純素朴な料理
【コラム1】馬肉の話
第3章 ノルマンの食卓  ワイン美食のノルマン人とビール素食のサクソン人
【コラム2】庶民はpig、支配者はpork
第4章 近世の食卓  豊かさを増す飽食の時代
第5章 激動の17世紀の食卓  質素倹約への反動
第6章 富と権力の18 世紀の食卓  農業改革でロースト・ビーフが国民食に
第7章 産業革命時代の食卓  食事に見る上・中・庶民のステイタス
第8章 ヴィクトリア時代の食卓  帝国の隆盛と料理法の発展
【コラム3】茶とアヘン戦争
第9章 世界大戦中の食卓  栄養重視でまずいイギリス料理が定着
第10章 現代の食卓  変わりゆくイギリスの食文化

Ⅱ 外国料理天国イギリス
第11章 スコットランド料理  気候風土が生み出す独自の食文化
【コラム4】ハギス
第12章 ウェールズ料理  ラム・リーキ・レイヴァーが生み出すウェールズの味
第13章 フランス料理  カタツムリ、カエルの足からフォアグラ、キャビアまで
第14章 イタリア料理  高級料理から手軽な家庭料理まで
第15章 インド料理  国民食の一角を占めるカレー料理
第16章 中国料理  津々浦々に中国料理のテイクアウェイの店
第17章 ギリシャ料理  ワイン、オリーブオイルと様々なハーブが特徴
第18章 トルコ料理  世界三大料理の一つ
第19章 その他のエスニック料理  食のデータにあらわれたイギリスの食文化

Ⅲ 食材の文化史
第20章 ビーフイーターの国  主食は牛肉?
【コラム5】インド人と牛肉
第21章 豚肉とイギリス人  ベーコン作りは秋の風物詩
【コラム6】タブーとなったブタ
第22章 自由にできない森と川の恵み  領主が握る所有権
第23章 大麦とオート麦の話  イングランドとスコットランドの主食争い
第24章 小麦とライ麦の話  競い合うイギリスパンとフランスパン
第25章 ポテトの登場  貧民食から万能食へ
第26章 野菜の話  野草摘みからサラダレシピまで
【コラム7】レタスの話
第27章 紅茶の話  砂糖とミルクを入れて国民的飲料に
第28章 砂糖の話  薬、贅沢品から調味料へ
【コラム8】ロンドンのコーヒーハウスの風景

Ⅳ イギリスの食習慣
第29章 イングリッシュ・ブレックファストとコンチネンタル・ブレックファスト  ヨーロッパとは違う、イギリス独自の朝食文化
【コラム9】イングリッシュ・ブレックファストのおもいで
第30章 ランチとディナーの歴史をたどる  ディナーは昼食? それとも夕食?
第31章 ディナーとサパー  生活様式の変化と言葉の変遷
【コラム10】イギリス国王の食卓
第32章 アフタヌーン・ティーとハイ・ティー  対照的な二つのティー
第33章 テイクアウェイ  各種持ち帰り用料理

Ⅴ 本当はおいしいイギリス料理
第34章 フィッシュ・アンド・チップス  イギリスの伝統的な国民食
第35章 サンデー・ロースト  イギリスの正統性の象徴として
第36章 シェパーズ・パイ  階級を超えて愛される定番料理
第37章 ビーフ・ウェリントン  名前が一人歩きしたイギリス風料理
第38章 ヨークシャー・プディング  イングランド北部生まれ、スターターの女王
【コラム11】ステーキ・アンド・キドニー・パイ
第39章 焼き菓子の原点  スコーンとショートブレッド
第40章 クリスマスの究極のデザート  クリスマス・プディングとミンス・パイ
【コラム12】ブラック・プディング
第41章 マーマイト  イギリス文化の一つとなった食品?
第42章 キッパー  イギリス国民を支えてきた栄養食

Ⅵ 飲み物の文化史
第43章 ワインの話  ビールの国のワイン談義
第44章 ミードとサイダー  中世より伝わる伝統的なお酒
第45章 エールの話  イギリス伝統のビール
第46章 ジンの時代  ホガースの描いたジン横丁の退廃
第47章 禁酒法の時代  禁酒の歴史と現在の推奨摂取量
【コラム13】チョコレートは飲み物
第48章 ビターとラガー  ビールを巡る英・独のせめぎ合い

Ⅶ 文学に見る料理
第49章 シェイクスピアに見る料理  マジパン、肉のロースト、砂糖
第50章 ドライデンとコーヒーハウス  紳士の社交場
第51章 ジェイン・オースティンと料理  作家の食生活が料理本に
第52章 児童文学に見る料理  物語世界に現実味を添える「イギリスらしさ」
第53章 フィールディングとロースト・ビーフ  愛国者の味
第54章 ジョージ・オーウェルと紅茶  あのポレミックな作家がもらした紅茶講話
第55章 ジョージ・エリオット文学と料理の心  人生のユーモアと悲哀に溢れるお菓子屋さん

おわりに
図版出典一覧
参考文献

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商品の説明

著者について

◆著者紹介
石原孝哉(いしはら・こうさい)
駒澤大学名誉教授 イギリス文学 日本ペンクラブ会員
主要著書:『ヘンリー五世――万人に愛された王か、冷酷な侵略者か』(明石書店、2019)、『悪王リチャード三世の素顔』(丸善プラネット、2013)、『幽霊のいる英国史』(集英社、2003)、『シェイクスピアと超自然』(南雲堂、1991)、『イギリス文学を旅する60章』(共編著、明石書店、2018)、『ロンドンを旅する60章』(共編著、明石書店、2012)、『イギリス文学の旅――作家の故郷をたずねて』(共編著、丸善、1995)、『イギリス文学の旅――作家の故郷をたずねてII』(共編著、丸善、1996)、『ミステリーの都ロンドン――ゴーストツアーへの誘い』(共編著、丸善ライブラリー、1999)、『イギリス田園物語――田舎を巡る旅の楽しみ』(共編著、丸善ライブラリー、2000)、『ロンドン歴史物語』(共編著、丸善ライブラリー、1994)、『ロンドン・パブ物語』(共編著、丸善ライブラリー、1997)、『イギリス大聖堂・歴史の旅』(共編著、丸善ブックス、2005)、『イギリスの四季――ケンブリッジの暮らしと想い出』(共編著、彩流社、2012)、『イギリス検定――あなたが知っている、知らないイギリスの四択・百問』(共編著、南雲堂フェニックス、2011)、『シェイクスピア喜劇の世界』(共訳、三修社、2001)、『ノースロップフライのシェイクスピア講義』(共訳、三修社、2009)、『煉獄の火輪――シェイクスピア悲劇の解釈』(共訳、オセアニア出版、1981)

市川仁(いちかわ・ひとし)
中央学院大学法学部教授 イギリス文学
主要著書:『イギリス文学を旅する60章』(共編著、明石書店、2018)、『田園のイングランド――歴史と文学でめぐる四八景』(共編著、彩流社、2018)、『ケルトを知るための65章』(共著、明石書店、2018)、『英米文学にみる検閲と発禁』(共著、彩流社)、『イギリスの四季――ケンブリッジの暮らしと想い出』(共編著、彩流社、2012)、『スコットランド文学――その流れと本質』(共著、開文社、2011)、「D.H.ロレンス全詩集(完全版)』(共訳、彩流社、2011)、『ミステリーの都ロンドン――ゴーストツアーへの誘い』(共編著、丸善ライブラリー、1999)、『ロンドン・パブ物語』(共編著、丸善ライブラリー、1997)、『イギリス大聖堂・歴史の旅』(共編著、丸善ブックス、2005)、『イギリス文学の旅――作家の故郷をたずねてII』(共編著、丸善、1996)、『イギリス文学の旅――作家の故郷をたずねて』(共編著、丸善、1995)、『イギリス検定――あなたが知っている、知らないイギリスの四択・百問』(共編著、南雲堂フェニックス、2011)、『ノースロップフライのシェイクスピア講義』(共訳、三修社、2009)、『シェイクスピア喜劇の世界』(共訳、三修社、2001)

宇野毅(うの・たけし)
明治大学経営学部教授 ケンブリッジ大学客員フェロー イギリス社会学
主要著書:『イギリス文学を旅する60章』(共著、明石書店、2018)、『田園のイングランド――歴史と文学でめぐる四八景』(共編著、彩流社、2018)、『【増補版】現代イギリスの社会と文化――ゆとりと思いやりの国』(彩流社、2015)、『イギリスの四季――ケンブリッジの暮らしと想い出』(共編著、彩流社、2012)、『ロンドンを旅する60章』(共著、明石書店、2012)、『イギリス検定――あなたが知っている、知らないイギリスの四択・百問』(共著、南雲堂フェニックス、2011)『英国最新事情事典を読む』(共編著、南雲堂、1993)、『英米事情ハンドブック』(共著、英潮社、1993)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 明石書店 (2023/1/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/1/9
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 368ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4750355127
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4750355122
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.7 x 1.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち5.0 6個の評価

著者について

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石原 孝哉
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年1月31日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    イギリスの諸々が分かりやすく、参考になりました!
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年3月14日に日本でレビュー済み
    本書『食文化からイギリスを知るための55章』は、
    《エリア・スタディーズ》シリーズの第191巻目。

    本文は、55の章に分かれており、全部で350頁あまりの大冊です。
    重く、盛りだくさんの内容から、知識でおなか一杯になれます。

    各章が「読み切り」(本書のオビより)で構成されているので、
    読者の「知りたいこと」から「目次」で探せるところが便利です。
    どの章から読んでも、百科事典のようにすぐ読み始められます。

    本書は、イギリスの食文化からイギリスという国民性を考察しています。

    イギリスは、
    「かたくなと言っていいほど歴史と伝統を重んじる一方で、新たなものをおおらかに受け入れかつ生み出すお国柄ゆえ、食習慣の変化もその流れの中にあるのかもしれない」(「おわりに」より、344頁)

    イギリスの食習慣について、
    「今後は地球温暖化や、思いがけない感染症の流行など、今までにはなかった原因で変化することもありうる」(344頁)と結んでいます。

    《エリア・スタディーズ》シリーズは、
    「エリア」(国境)という枠組みの中で分析し、考察しています。
    だから、分かりやすい。

    今や、国境などという地政学的枠組みから外れた、
    地球全体からの考察も必要になってきているように感じます。

    今後も「エリア」特有の食習慣が、部分的ながらも残り続け、
    地球上に存続していく可能性も考えられます。

    温故知新ですもの。
    新しいということを知るためには、古き食習慣を知ることがあってこそ。

    備考
      巻末の《エリア・スタディーズ》シリーズの中から、「イギリス」関連の巻を列記します。
       3巻 イギリスを旅する35章
       33巻 イギリスを知るための65章
       94巻 ケルトを旅する52章 イギリス・アイルランド
      100巻 ロンドンを旅するための60章
      136巻 スコットランドを知るための65章
      150巻 イギリスの歴史を知るための50章
      175巻 ウェールズを知るための60章

      191巻 本書『食文化からイギリスを知るための55章』
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年5月30日に日本でレビュー済み
    いかにも「エリア・スタディーズ」らしいテーマをとり上げた1冊。そもそも「イギリスの食文化」というテーマで、これほど興味深い内容の本ができるという事自体が驚きだ。

    「イギリスの料理」というと、失礼ながら「不味いものの代名詞」のように扱われてしまっているし、私自身もイギリス(と米国)の料理のあまりの大味加減に辟易した経験を持つ一人だ。だから、本書の第2部で述べられているように、この国が「外国料理天国」になっているのも大いに納得できる。一方で、イギリス料理が「腹を満たし、栄養を摂る事が最優先で、味は二の次」のようになるに至った「歴史」「背景」を、私は今まで深く考えた事がなかったので、その「歴史」「背景」について触れているこの本の内容はとても興味深かった。贅沢を禁じたクロムウェルの時代、根深く独特なイギリスの階級社会、産業革命とそれに伴う「食の効率化や商業化」等々・・。色々な「積み重ね」の結果が、今のイギリス料理の姿につながっている事が、よく理解できる。

    第5部の「本当はおいしいイギリス料理」(P.224~)では、とかく評判の良くないイギリス料理の被っている「風評被害」(笑)を払拭すべく、様々なイギリス料理が登場する。これらの料理は、きちんと手間暇かけて作られたものなら、決して「不味い」ものではないのだろう。ただ、初めて「フィッシュアンドチップス」や「スコーン」を食べた時に、「こんなモノを日常的に食べているらしいイギリス人」に半ば本気で同情した私のような人間が、この部分を読んでイギリス料理に目覚めるかは正直言って微妙ではあるが・・。
    結びの「第7部」では、シェイクスピアを筆頭に日本でも人気のイギリス文学の中に見られる料理の数々が紹介され、ここも中々面白い。

    読み終わると「さすがエリア・スタディーズの本」と感心してしまう1冊。「イギリスの食文化で1冊の本が書けるの?」と懐疑的な貴方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年2月26日に日本でレビュー済み
    『食文化からイギリスを知るための55章』(石原孝哉・市川仁・宇野毅編著、明石書店)は、イギリスの食文化を知るのに最適な一冊です。

    「様々な背景や逸話を含めてイギリスの食を紹介してはどうか、文章で表現できない味や匂いの区別の代わりに有名作家の食にまつわる逸話を紹介したらどうか、生活に最も密着する食を詳察することによって社会・文化の知られざる側面を紹介したらどうか、そうすれば必然的に幅の広い食文化の集大成になるはず」という明確な目的を持って、本書は編集されています。

    例えば、「飲み物の文化史」の篇は、●イギリス伝統のビールであるエールの話、●ウィリアム・ホガースの絵画に描かれたジン横丁の退廃、●禁酒法の時代と現在のアルコール推奨摂取量、●イギリスを代表するアルコール飲料・ビターとドイツ発祥のラガーとのビールを巡る英・独のせめぎ合い――と、呑兵衛には興味深い話が満載です。

    「文学に見る料理」の篇は、●ウィリアム・シェイクスピアに見る料理(マジパン、肉のロースト、砂糖)、●詩人ジョン・ドライデンとコーヒーハウス(紳士の社交場)、●ジェイン・オースティンと料理(作家の食生活が料理本に)、●児童文学に見る料理(物語世界に現実味を添える「イギリスらしさ」)、●ヘンリー・フィールディングとロースト・ビーフ(愛国者の味)、●ジョージ・オーウェルと紅茶(あのポレミック<論争好き>な作家がもらした紅茶講話)、●ジョージ・エリオット文学と料理の心(人生のユーモアと悲哀に溢れるお菓子屋さん)――と、文学好きには堪らない内容のオン・パレードです。

    本書のおかげで、イギリス料理を見直すきっかけが得られました。
    カスタマー画像
    5つ星のうち5.0
    イギリスの食文化を知るのに最適な一冊

    2023年2月26日に日本でレビュー済み
    『食文化からイギリスを知るための55章』(石原孝哉・市川仁・宇野毅編著、明石書店)は、イギリスの食文化を知るのに最適な一冊です。

    「様々な背景や逸話を含めてイギリスの食を紹介してはどうか、文章で表現できない味や匂いの区別の代わりに有名作家の食にまつわる逸話を紹介したらどうか、生活に最も密着する食を詳察することによって社会・文化の知られざる側面を紹介したらどうか、そうすれば必然的に幅の広い食文化の集大成になるはず」という明確な目的を持って、本書は編集されています。

    例えば、「飲み物の文化史」の篇は、●イギリス伝統のビールであるエールの話、●ウィリアム・ホガースの絵画に描かれたジン横丁の退廃、●禁酒法の時代と現在のアルコール推奨摂取量、●イギリスを代表するアルコール飲料・ビターとドイツ発祥のラガーとのビールを巡る英・独のせめぎ合い――と、呑兵衛には興味深い話が満載です。

    「文学に見る料理」の篇は、●ウィリアム・シェイクスピアに見る料理(マジパン、肉のロースト、砂糖)、●詩人ジョン・ドライデンとコーヒーハウス(紳士の社交場)、●ジェイン・オースティンと料理(作家の食生活が料理本に)、●児童文学に見る料理(物語世界に現実味を添える「イギリスらしさ」)、●ヘンリー・フィールディングとロースト・ビーフ(愛国者の味)、●ジョージ・オーウェルと紅茶(あのポレミック<論争好き>な作家がもらした紅茶講話)、●ジョージ・エリオット文学と料理の心(人生のユーモアと悲哀に溢れるお菓子屋さん)――と、文学好きには堪らない内容のオン・パレードです。

    本書のおかげで、イギリス料理を見直すきっかけが得られました。
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