岩波現代文庫<br> シモーヌ・ヴェイユ

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岩波現代文庫
シモーヌ・ヴェイユ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004774
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0110

出版社内容情報

シモーヌ・ヴェイユの34年の生涯は、「地表に蔓延する不幸」との闘いであった。工場でも、戦時下でも、嘘偽りなく、ありのままに世界をみようとした。膨大なテクストを読み込み、比類なき誠実さと、その原動力となった清冽な思考の全貌をみずみずしく描きだす。第一人者によるヴェイユ研究の決定版。

内容説明

シモーヌ・ヴェイユの三四年の生涯は「地表に蔓延する不幸」との闘いであった。権威や甘言を自在に駆使する“巨獣”から思想の純粋さを守るため、いかなる集団への帰属も拒み、工場に、戦地に飛び込み、社会の周縁にとどまることを欲した。本書は、激動の時代を駆けぬけた哲学者の比類なき誠実さと、原動力となった清冽な知性の軌跡をたどる試みである。『重力と恩寵』ほか、主要著作の訳者が膨大なテクストを渉猟し完成させた、ヴェイユ研究の決定版。

目次

序章 家族・師・独立―パリ(一九〇九‐三一年)
第1章 全体主義と革命幻想―パリ/ベルリン(一九三〇‐三三年)
第2章 「遺書」としての「自由と社会的抑圧」―パリ(一九三四年)
第3章 教室・工場・戦場のはざまで―パリ/バルセロナ(一九三四‐三六年)
第4章 大戦への序曲―ヴェネツィア(一九三七‐三八年)
第5章 不幸と注意力―ポルトガル/アッシジ/ソレーム(一九三五‐四〇年)
第6章 政治の空白と思索の充溢―ヴィシー/マルセイユ(一九四〇‐四二年)
第7章 大戦と戦後のはざまで―ニューヨーク(一九四二年)
第8章 政治理論と神秘神学―ロンドン(一九四二‐四三年)
第9章 根こぎと根づきの弁証法―ロンドン(一九四三年)
終章 最後の使信―ロンドン~アシュフォード(一九四三年)

著者等紹介

冨原眞弓[トミハラマユミ]
1954年生。パリ・ソルボンヌ大学大学院修了、哲学博士。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Koning

35
シモーヌ•ヴェイユの評伝と言うべきか。ヴェイユ研究で邦訳も数多く手掛ける冨原さんの著作。フランスで扱いづらい存在だった事は左右両派にとって等しく都合の悪い存在だったのだなぁ。と。存在しない神に祈る。という一見矛盾したコトバこそまるで自分聖書二出て来る古代人のような狂おしい集中に見えてくる。2024/05/16

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